マスク 不足 解消 されない。 家庭内在庫や買い占め行為が要因か 日本でマスクが買えない根本理由

なぜマスク不足はいつまでたっても解消されないのか(2020年4月8日)|BIGLOBEニュース

マスク 不足 解消 されない

新型コロナウイルスの感染拡大で深刻なマスク不足が続く中、安倍首相は3月28日の会見で、新たに全国の小中学校にもマスクを配布すると表明した。 菅官房長官も「引き続き政府一丸となってマスクの供給拡大に向けて最大限の努力をしていきたい」と述べているが、政府はどのような手を打っていて、マスクが店棚に豊富に並ぶのは実際いつになるのだろうか。 「需要が青天井」政府の苦悩 供給量を増やしても、なぜマスクが手に入らないのか。 政府関係者は 「需要が青天井になってしまっている」と苦悩を語った。 例年、マスク需要のピークは花粉症シーズンの3月で、その量は5. 5億枚だという。 政府は、1月時点で国内メーカーに対しマスク増産を要請したほか、マスク製造設備を新たに導入する場合の補助金制度を設けたことで国内の製造量が増え、中国からの輸入再開も相まって 3月の供給量は約6億枚となった。 さらに菅官房長官は27日の会見で、 4月は7億枚の供給が見込まれると発表した。 例年ならばピーク時の需要を十分満たせる供給量が確保されているということだ。 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、例年ならマスクを着用しない人を含め、大多数の国民が1日1枚のマスクを着用するようになったため、需要が高止まりしているのだ。 仮に1億2000万人の日本国民のうち1億人が1日1枚マスクを使えば、月30億枚は必要になる。 政府関係者が 「供給量が20億枚でも30億枚でも足りない」と漏らす通り、マスクの品薄状態解消は簡単な話でなく、菅長官も「品薄状態の解消には一定程度の時間を要する」と明かしている。 買い占め禁止の「抜かずの宝刀」 こうした品薄状態の中、これまでにインターネットでマスクが高額で取引されている事例の報告が相次ぎ、転売を目的としたいわゆる「転売ヤー」による購入が、店頭でのマスクの品薄状態に拍車をかけているとの指摘も出た。 そこで政府は、国民生活安定緊急措置法をマスクにも適用する政令改正を行い、マスクの転売行為を罰則付きで禁じたのだ。 この法律は、第一次オイルショックによる急激な物価高騰やトイレットペーパーなどの過度な買い占めを受けて制定されたものだが、これまでオイルショックの時を含めて実際に施行されたことはない。 今回初めて法律が用いられることになり、政府高官は 「抜かずの宝刀を抜いた」と語った。 とにかく少しでもマスク不足を解消したいという、政府の危機感がうかがえた。 必要なところへ支給 一方で、市中に出回るマスクが少ない中、優先度の高い医療機関でもマスク不足が深刻化している。 そこで政府は2月以降、 感染症指定などの医療機関に対し医療用(サージカル)マスク1500万枚、また再利用可能な布製マスク2000万枚を介護施設などに配布している。 「配布」と一言で言っても、配布先の把握、増産や調達の指示、配送手段の確保といった「大きなミッション」(首相周辺)となる。 そこで政府は9日、省庁の垣根を越えた特命部隊「マスクチーム」を立ち上げている。 「全国の小中学校にマスク配布」安倍首相が会見で表明 布製マスクの入荷量が増えてきたことを受け、安倍首相は28日の会見で学校再開を前提に、 全国の小中学校の児童・生徒と教職員に布製マスクを配布すると表明した。 「ざっと計算しますと小中校生が900万人でありますからそれを上回る、教職員等も含めて1100万枚の布製のマスクを今後、確保して、4月中を目途に配布をします。 」 さらに安倍首相は、「この布製のマスクは洗剤で洗えばもう一度使っていくことができます。 ですから、使い捨てではなくて、この1回のマスクを何回も使えることができるということでありますので、急激に拡大している需要に対応する鍵となると考えています」と述べ、 再利用可能な布製マスクがマスク不足解消の鍵だと強調した。 政府では、業界団体と連携して「布製マスクの洗い方」についての動画を作成するなど、布製マスクの配布にあわせたサポートを行っている。 経産省Youtube より 「5月か6月くらいまでには…」マスクメーカーの意見は それでは、一般的なマスクはいつ頃、お店に十分な品数が並び、購入できるようになるのか。 首相官邸でのヒアリングに参加した、マスクのメーカー・興和株式会社(Kowa)の三輪社長は、記者団に対し「今のペースでいくと、 5月か6月ぐらいまでには何とか(需要に)追いついてくる」「2ヶ月か3ヶ月で、なんとか(需要に)追いつくように頑張ってやっている」との見通しを示した。 興和の三輪社長 一方で布製マスクについては、政府関係者によると、国内で製造ラインを立ち上げたメーカーが相次いでいるほか、ミャンマーなどで日本企業が洋服向けの縫製工場を転用して製造し、製造量が増えてきているという。 前述の関係者は、「布製マスクは給食用マスクのようでダサいかもしれないが、飛沫を飛ばさない観点で極めて有効」だと強調するほか、「再利用可能な布製マスクを導入した分だけ、紙マスクの余力が生まれる」と意義を訴える。 今後の見通しは このように、需要が高止まりしている中でマスクの品薄状態が近々に解消されると考えるのは、非現実的だろう。 政府は医療機関、介護施設、学校へのマスク配布を行っているが、布製マスクを活用しつつ、一人一枚とは言わないまでも、最低限必要なところにマスクが行き渡るような施策が一層求められる。 あわせて、前述のマスクメーカーは政府に対し「国内外の生産態勢を確保するため、補助金が非常に助かる」と要望したことを明かしている。 野党からも、政府によるマスク生産への補助額が低いとの指摘があり、供給量を増やすべく、政府による一層の生産支援に期待したい。

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マスク不足は解消するのか?いつまで続くか予想【増産・入荷・在庫状況】

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日本がコロナ禍に見舞われて、はや四か月。 長く品薄状態だったマスクも「簡単に買えるようになった」との声が聞こえるようになった。 *** 世界的なマスク需要増により、原材料の不織布「メルトブロー」の価格は20〜40倍ほどに高騰。 当然、その値上げ分は販売価格にも跳ね返るため、チェーンの薬局などの大手は、ぼったくり批判をおそれ、高額ではマスクを販売できない。 一方、中国ではこぞってマスク生産に乗り出す業者が現れた。 結果、行き場を失ったマスクは、普段ではマスクを売らないような個人店に出回り、さらに供給過多のために値下がり始めた……。 5月9日配信記事「早くも『マスク』の値段が下がり始めたウラ事情 再び高騰の可能性も…」で流通アナリストの渡辺広明氏が解説したのは、こんな内容だった。 4月半ばには50枚入りが3500円前後で販売されていたマスクは、現在、〈複数の露店が、50枚入りの1箱を2千円前後で販売している。 「3千円で売るつもりだったが競合を考慮して2500円に下げ、さらに500円値引きした」とある販売員は打ち明ける〉(「西日本新聞」5月18日配信記事、福岡市博多区の露店の価格)という状況だ。 だが、一方でこんなケースも。 「都内の某有名ディスカウントショップで、不織布マスクを購入しました。 5枚入りで280円のメイドインチャイナ製品です。 見た目は普通のマスクだったのですが、翌日、このマスクをつけて外出したところ、数時間で横に裂けてしまい……。 中の紙というんですか、フィルターが破れてしまったんです」(消費者) マスクバブルに沸く中国では、新規参入業者は9000社超ともいわれる。 当然、マスク作りのノウハウなく参入する業者も少なくないのだろう。 二極化するマスクのクオリティ 見分け方は 先述の記事でもご登場いただいた渡辺広明氏はこう語る。 一方、品質が担保されていないマスクは値下がりしていますね。 いわばマスクは二極化の状態にあるといえるでしょう」 怪しいマスクを見分ける方法はあるのだろうか。 小売業の流通事情にも詳しい氏によると、大手コンビニが仕入れるマスク入荷の基準にしている要素が、参考になるかもしれないという。 「最近はコンビニでマスクが買えた、という声を聞くようになりました。 大手は基本的に、一定の基準を満たした製品しか仕入れないようにしているそうです。 その基準とは(1)日本衛生工業連合会の「全国マスク工業会マーク」がついている商品、(2)BFE(バクテリアろ過率試験)3・0um、VFE(生体ウイルス遮断効率試験)0・1〜5・0um、PFE(ラテックス微粒子遮断効率試験)0・1umの3つの品質をクリアしているかどうか、です」(同) パッケージに工業会のマークがある、もしくは上記3品質についてきちんと明記されているか否か、がポイントだという。 「これを踏まえて世間に出回っているマスクを見ると、個人店で売られている中国製のマスクには、どの要素も書かれていないことが少なくありません。 大手のドラッグストアも上記の基準を設けているようですが、有名ドラッグストアで売られているといえども油断はできません。 私が某ドラッグストアで見たのは『BFE』『PFE』について記載はあっても『VFE』については触れられていない製品でした」(同) いささか乱暴かもしれないが、大手コンビニで売られているマスクであれば比較的安心できる、といった結論になるだろうか。 週刊新潮WEB取材班 2020年5月20日 掲載.

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マスク不足はなぜ起きた? データで見る世界のマスク事情。生産量データや各国の状況とともに考える

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日本政府が使い捨てマスクの再利用を促す検討をしているようです。 マスクを巡っては新型コロナウイルスの感染拡大によって転売目的の買い占めなども発生し、品薄な状態が続いています。 経産省ではエタノールなどの消毒液を付けることでマスクを1回限りではなく2、3回程度は再利用が可能だと周知する方向で検討していることが分かりました。 利用はあくまで鼻や口を経由したウイルスの感染防止を目的とした場合に限り、医療関係者や感染の疑いがある人は不可とします。 政府はマスクの増産や輸入強化にも取り組んでいますが、再利用を促すことで少しでも品薄の状態を改善したい考えです。 経産省は で週1億枚以上供給していることを言っていますが、それでも日本の人口を考えると全然足りないことにようやく気づいたのでしょうか。 (参考) それにしても、使い捨てマスクの再利用を日本政府が促していいのでしょうか。 2,3回と言っていますが、ボロボロになっても再利用する人が出てきそうです。 飛沫は防げても、素材自体が不潔になりそうな感じもします。 不織布に消毒液を付ける・・・経産省の誰かがやってみたら大丈夫そうだったのかもしれませんが、全メーカーのマスクで試したのでしょうか? たまたま大丈夫だった事を政府の公式見解として発表するとしたら、ちょっと問題な気がします。 政府はそんな事をやるより、マスクメーカーに再利用できるマスクを作らせることはできないのでしょうか。 10年前は「洗って繰り返し使えるマスク」が普通に売っていましたが・・ さらに、世界保健機構(WHO)は「マスクを使うな」と言い始めたようです。 医療現場での調達に支障をきたす恐れがあるほか、マスクをしている安心感から手洗いなど他の有効な予防手段の軽視につながりかねないと指摘している。 マスクをしただけで安心してしまうのは論外ですが、新型コロナウイルスは感染しても無症状や軽症で人に感染させてしまう可能性が指摘されています。 「いかなる種類のマスクの利用も推奨しない」とまで言ってしまっていいのでしょうか。 何となく、日本政府やWHOが発表している事をそのまま鵜呑みにすることは、非常に危険な事のような気がします。 関連記事.

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