淀川 キリスト 教 病院 ホスピス。 8月2日(金)

ホスピス入院患者の一時外泊と遺族の心理的適応との関係

淀川 キリスト 教 病院 ホスピス

今月のコラム 淀川キリスト教病院 理事長 ホスピス財団 理事長 柏木 哲夫 死という現実をみつめる 日本で初めてのホスピスプログラムは,1973 年に淀川キリスト教病院で始まった。 当時の日本の医療は,いわゆる延命中心の医療で,末期のがん患者は,がんそのものの苦痛に加えて,最期まで投与される抗がん剤の副作用による苦痛という,二重の苦痛を背負わされていた。 さらに,すべての苦痛から解放される心停止と同時に,心マッサージが施行され,時には肋骨の骨折まで経験させられた。 このような状況にあって,無駄な延命より,苦痛を緩和し,患者のQOLを重視するホスピスケアが,英国を中心に世界的な拡がりをみせ始めた。 私がはじめて英国のセント・クリストファー・ホスピスを訪れたのは,1979 年であった。 そこでのケアのすばらしさに圧倒され,なんとか日本にもホスピスをという強い思いが湧いてきた。 ホスピスの基本的な姿勢は,「死を誰にでも起こる自然な人生の出来事と捉え,死という現実から目を離さず,しっかりと対峙する」ということである。 言葉は,時代の変遷と共に変化する。 ケアの内容の変化が言葉を変える場合と,言葉の変化が内容を変える場合がある。 日本の場合は,後者の傾向が強いように思う。 ホスピス病棟の第1 号は,1981 年の聖隷三方原病院ホスピス,第2 号は,1984年の淀川キリスト教病院ホスピスとしてスタートした。 初期の頃は,すべて「ホスピス」と名乗った。 時代が経過し,1990 年に「緩和ケア病棟入院料」という名の下に,定額制の公的援助がスタートした。 「緩和ケア」という言葉が正式に登場したのである。 以後,「ホスピスケア」という言葉は,次第に「緩和ケア」という言葉に移行するようになった。 言葉の変化とともに,ケアの内容や強調点も変わってきた。 特に,2007 年に「がん対策推進基本計画」がスタートし,2012 年の第2 期計画では,「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」が勧められるようになり,緩和ケアの中心が症状のコントロールになった。 さらに,「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により,緩和ケアについての基本的な知識を習得する」ことを目標として,PEACEプロジェクト(緩和ケア継続教育プログラム)が推進された。 これらの動きは,日本全体のホスピス・緩和ケアの拡がりと,症状のコントロール技術の底上げの役には立った。 しかし,これらの流れは,ホスピス・緩和ケアの重要な2 つの要素を置き去りにしているように思える。 それは,スピリチュアルケアとQOD(quality of death,死の質)への視点である。 ホスピスケアで重要視されるスピリチュアルケアが,PEACEプロジェクトでは十分言及されていない。 緩和ケア全体の流れが死の受容への援助,別れへの適切な介入など,ホスピスケアで重視されたことに十分な目がそそがれていない。 緩和ケアは,その原点,「死を現実のものとしてみつめる」をみつめ直すことが必要だと思う。 青海社「緩和ケア」2015 No. 1 より転載」 第7・8回 Whole Person Care ワークショップのご案内 好評のWhole Person Careワークショップが3年目を迎え、本年度も大阪と札幌で開催されます。 皆様のご参加をお待ちいたします。 郵便局や銀行へ出向く必要がなく手軽に利用できますので、是非、ご活用ください。 詳細はホームページを参照してください。 ホスピス財団の新パンフレットをお分けしております 一人でも多くの方々にホスピスの使命とホスピス財団の働きを知って戴きたいとの思いから、 一般の方にも分かりやすいパンフレット『私たちはホスピス財団です』を制作いたしました。 是非、ご活用ください。 ご希望の方には無料で送付いたしますので、ホスピス財団へ E-MAILで、送付先、必要部数を明記してお申し込みください。 また、ホームページにも掲載しております。 情報コーナー セミナー・講演会の紹介 ・こどものホスピスプロジェクト第2回公開セミナーが開催されます。 2015年3月22日 日 13時~16時 大阪市中央公会堂 大ホール ・日本病院ボランティア協会 定例研修会 2015年3月20日(金) 13時~16時 大阪市立社会福祉センター 近刊・新刊の紹介 ・「働き盛り」のNPO ・・・ドラッカーに学ぶ「真の豊かさ」 東洋経済新報社 1500円(税別) ホスピス財団理事の島田 恒氏の新著が東洋経済新報社から出版されました。 発行:ホスピス財団(公益財団法人 日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団) 〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-30 TEL:06-6375-7255 FAX:06-6375-7245 mail: URL: Copyright c 2014 Japan Hospice Palliative Care Foundation All Rights Reserved.

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『人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院のリクエスト食』(青山ゆみこ)の感想(20レビュー)

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夢企画 夢企画はお子さまとご家族のリスエストにスタッフが可能な限りお応えし、夢を全力で応援するとりくみです。 小児がんのお子さまが治療の合間や早い段階からこどもホスピスを体験できるプランとしてもご利用いただけます。 「今までしたいことがあったけれど、家や病院ではできなかった。 」 「何かしたいけれど、何ができるか分からない。 」 そんな時は、こどもホスピス病棟のスタッフと一緒に、 お子さまの好きなことや趣味など考えて楽しい時間を作っていきたいと思います。 たとえば… ・ご家族みんなでパーティーをしたい。 ・カフェの店員さんになりたい。 ・ご家族みんなでテーマパークへお出かけしたい。 ・お母さまの手料理が食べたい。 ・ドックセラピー(犬の訪問) 一人ひとりのお子さまの利用目的に合わせて支援しています。 大切な時間をひだまり病棟で過ごしてみませんか。 夢企画例:あやかふぇ.

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今月のコラム 淀川キリスト教病院 理事長 ホスピス財団 理事長 柏木 哲夫 死という現実をみつめる 日本で初めてのホスピスプログラムは,1973 年に淀川キリスト教病院で始まった。 当時の日本の医療は,いわゆる延命中心の医療で,末期のがん患者は,がんそのものの苦痛に加えて,最期まで投与される抗がん剤の副作用による苦痛という,二重の苦痛を背負わされていた。 さらに,すべての苦痛から解放される心停止と同時に,心マッサージが施行され,時には肋骨の骨折まで経験させられた。 このような状況にあって,無駄な延命より,苦痛を緩和し,患者のQOLを重視するホスピスケアが,英国を中心に世界的な拡がりをみせ始めた。 私がはじめて英国のセント・クリストファー・ホスピスを訪れたのは,1979 年であった。 そこでのケアのすばらしさに圧倒され,なんとか日本にもホスピスをという強い思いが湧いてきた。 ホスピスの基本的な姿勢は,「死を誰にでも起こる自然な人生の出来事と捉え,死という現実から目を離さず,しっかりと対峙する」ということである。 言葉は,時代の変遷と共に変化する。 ケアの内容の変化が言葉を変える場合と,言葉の変化が内容を変える場合がある。 日本の場合は,後者の傾向が強いように思う。 ホスピス病棟の第1 号は,1981 年の聖隷三方原病院ホスピス,第2 号は,1984年の淀川キリスト教病院ホスピスとしてスタートした。 初期の頃は,すべて「ホスピス」と名乗った。 時代が経過し,1990 年に「緩和ケア病棟入院料」という名の下に,定額制の公的援助がスタートした。 「緩和ケア」という言葉が正式に登場したのである。 以後,「ホスピスケア」という言葉は,次第に「緩和ケア」という言葉に移行するようになった。 言葉の変化とともに,ケアの内容や強調点も変わってきた。 特に,2007 年に「がん対策推進基本計画」がスタートし,2012 年の第2 期計画では,「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」が勧められるようになり,緩和ケアの中心が症状のコントロールになった。 さらに,「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により,緩和ケアについての基本的な知識を習得する」ことを目標として,PEACEプロジェクト(緩和ケア継続教育プログラム)が推進された。 これらの動きは,日本全体のホスピス・緩和ケアの拡がりと,症状のコントロール技術の底上げの役には立った。 しかし,これらの流れは,ホスピス・緩和ケアの重要な2 つの要素を置き去りにしているように思える。 それは,スピリチュアルケアとQOD(quality of death,死の質)への視点である。 ホスピスケアで重要視されるスピリチュアルケアが,PEACEプロジェクトでは十分言及されていない。 緩和ケア全体の流れが死の受容への援助,別れへの適切な介入など,ホスピスケアで重視されたことに十分な目がそそがれていない。 緩和ケアは,その原点,「死を現実のものとしてみつめる」をみつめ直すことが必要だと思う。 青海社「緩和ケア」2015 No. 1 より転載」 第7・8回 Whole Person Care ワークショップのご案内 好評のWhole Person Careワークショップが3年目を迎え、本年度も大阪と札幌で開催されます。 皆様のご参加をお待ちいたします。 郵便局や銀行へ出向く必要がなく手軽に利用できますので、是非、ご活用ください。 詳細はホームページを参照してください。 ホスピス財団の新パンフレットをお分けしております 一人でも多くの方々にホスピスの使命とホスピス財団の働きを知って戴きたいとの思いから、 一般の方にも分かりやすいパンフレット『私たちはホスピス財団です』を制作いたしました。 是非、ご活用ください。 ご希望の方には無料で送付いたしますので、ホスピス財団へ E-MAILで、送付先、必要部数を明記してお申し込みください。 また、ホームページにも掲載しております。 情報コーナー セミナー・講演会の紹介 ・こどものホスピスプロジェクト第2回公開セミナーが開催されます。 2015年3月22日 日 13時~16時 大阪市中央公会堂 大ホール ・日本病院ボランティア協会 定例研修会 2015年3月20日(金) 13時~16時 大阪市立社会福祉センター 近刊・新刊の紹介 ・「働き盛り」のNPO ・・・ドラッカーに学ぶ「真の豊かさ」 東洋経済新報社 1500円(税別) ホスピス財団理事の島田 恒氏の新著が東洋経済新報社から出版されました。 発行:ホスピス財団(公益財団法人 日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団) 〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-30 TEL:06-6375-7255 FAX:06-6375-7245 mail: URL: Copyright c 2014 Japan Hospice Palliative Care Foundation All Rights Reserved.

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