スルピリド 50mg。 医療用医薬品 : スルピリド

スルピリド錠50mg「サワイ」

スルピリド 50mg

1.スルピリドの副作用の特徴とは? 抗うつ剤に多い副作用は少ないですが、高プロラクチン血症と錐体外路症状がみられます。 スルピリドは、抗うつ剤によくみられる副作用は多くありません。 抗うつ剤の副作用として頻度の多いものを表にしてまとめました。 これを見ていただくと、全体的には副作用は多くはありませんね。 この中で目立つものとしては、体重増加くらいでしょうか?便秘・口渇・ふらつき・眠気・吐き気・下痢・不眠はそこまで認められていませんね。 スルピリドの他の抗うつ剤にはない副作用としては、高プロラクチン血症と錐体外路症状(パーキンソン症状)があります。 これにはドパミンが関係しています。 少量のスルピリドでは、脳の一部でドパミンを増やします。 これが抗うつ効果につながるのですが、他の部分ではドパミンを減少させてしまいます。 さらには、スルピリドの量が増えてくるとドパミンを減少させる効果しか働きません。 ですからスルピリドでは、ドパミンを減少させるお薬である抗精神病薬と同じ副作用が認められるのです。 スルピリドで注意する副作用は大きく3つです。 プロラクチンのバランスが崩れて、性機能障害(生理不順・性欲低下)・乳汁分泌・女性化乳房• 錐体外路障害によるソワソワやふるえ• 消化がよくなることで、食欲があがり体重増加 それでは、具体的に見ていきましょう。 スルピリドの効果について詳しく知りたい方は、 をお読みください。 2.スルピリドに多い副作用 スルピリドによくある副作用について、ひとつずつみていきましょう。 2-1.高プロラクチン血症(生理不順・乳汁分泌・不妊・性欲低下・女性化乳房) 女性だけでなく男性も注意が必要です。 原則的に、薬を中止していきます。 スルピリドが下垂体という部分に作用すると、プロラクチンというホルモンを増やしてしまいます。 本来は、子供が産まれてから授乳中に増えてくるホルモンです。 ですから、乳汁の分泌を促す作用があります。 また、子育てをしている時には次の出産をする余裕もないですから、排卵を抑制して妊娠しないようにする作用もあります。 このため高プロラクチン血症になってしまうと、• 急に母乳がでてくる(乳汁分泌)• 生理が遅れてしまう(生理不順)• 不妊になってしまう(無排卵・無月経) などの副作用がみられます。 女性ではこのような副作用になりますが、男性でも副作用としての症状がみられます。 胸がふくらんでくる(女性化乳房)• 性欲が落ちる(性機能低下) などの副作用がみられます。 特に女性には使いにくいお薬ですが、男性でも注意が必要です。 このような症状がみられたときは、正確に診断するためにプロラクチン濃度を測る血液検査をします。 プロラクチン濃度の理想は15くらいといわれていますが、30を超えたら高プロラクチン血症と診断します。 高プロラクチン血症の症状がみられたら、薬を中止して他の抗うつ剤にしていきます。 スルピリドで効果があった方では、エビリファイが有効なことが多いです。 エビリファイでは高プロラクチン血症が少ないです。 2-2.錐体外路症状(ソワソワ・ふるえ) この副作用が出てきたら、減量して他の薬に変更した方がよいです。 脳内のドパミン量が増えることによって統合失調症の症状が表れます。 この反対に、脳内のドパミン量が少なくなることによって発症する有名な病気としてパーキンソン病があります。 パーキンソン病は、ドパミンが足りなくなって運動の調節が上手くできなくなってしまう病気です。 症状としては、ふるえ(振戦)、筋肉のこわばり(固縮)などがあります。 スルピリドはドパミンを抑える効果があるので、パーキンソン症状が副作用としてみられることがあります。 それ以外にも、運動の調節が上手くいかなくなって、ソワソワ感(アカシジア)や筋肉の異常な収縮(急性ジストニア)などがみられることもあります。 このような症状をまとめて、錐体外路症状(EPS)といいます。 これらの副作用がみられたら、スルピリドを減量していきます。 錐体外路症状を和らげるお薬として、アキネトンやアーテンなどの抗コリン薬もあります。 ですが、できれば長期で使いたくない薬ですので、他の薬に変更していきます。 スルピリドを抗うつ剤として使っている場合は、他の薬にかえることは大きな問題はないかと思います。 スルピリドを統合失調症治療薬として使っていても、他の新しい薬に切り替えた方がよいです。 2-3.体重増加 消化がよくなって、食欲があがってしまいます。 スルピリドは胃薬として作られたお薬です。 胃腸のドパミンを減少させることで消化をよくする働きがありますので、どうしても食欲があがってしまうお薬です。 食欲があがれば当然体重が増えてしまいますね。 スルピリドでは、体重が増えてしまったという方が比較的多いです。 スルピリドは、食欲が上がって食べてしまうから太ってしまうのです。 ですから、食事をセーブしていく意識が大切です。 スルピリドのせいで食欲があがってしまいますので、食欲にまかせて食事をしていると太ってしまいます。 腹7分を意識しましょう。 また、運動をするとエネルギーが消費されます。 うつにも効果的と言われていますので、気力がある方は運動をしてみてください。 それでも体重増加が目立つ場合は、他の抗うつ剤に変更します。 抗うつ剤の太りやすさを比較した表をみてみましょう。 他の抗うつ剤と比較してみると、そこまでスルピリドが特別に太りやすい薬ではありません。 それでも体重増加が目立つ場合は、効果を意識しながら太りにくい抗うつ剤に変えていきましょう。 スルピリドに近い薬としては、表にはありませんがエビリファイも太りにくいです。 SSRIのジェイゾロフトには、少しですがドパミンを増加する作用があります。 抗うつ剤の中では、SNRIでは太りにくいです。 まとめ スルピリドでは、一般的な抗うつ剤に多い副作用は少ないですが、高プロラクチン血症と錐体外路症状がみられます。 プロラクチンのバランスが崩れて、性機能障害(生理不順・性欲低下)・乳汁分泌・女性化乳房• 錐体外路障害によるソワソワやふるえ• 消化がよくなることで食欲があがり体重増加 に注意しましょう。

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医療用医薬品 : スルピリド

スルピリド 50mg

人により副作用の発生傾向は異なります。 記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。 1.胃・十二指腸潰瘍の場合:スルピリドとして、1日150mgを3回に分割経口投与する• なお、症状により適宜増減する• 2.統合失調症の場合:スルピリドとして、1日300~600mgを分割経口投与する• なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日1200mgまで増量することができる• 3.うつ病・うつ状態の場合:スルピリドとして、1日150~300mgを分割経口投与する• なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日600mgまで増量することができる スルピリド錠50mg「サワイ」の使用上の注意 病気や症状に応じた注意喚起• 以下の病気・症状がみられる方は、• 褐色細胞腫• 過敏症• プロラクチノーマ• プロラクチン分泌性下垂体腫瘍• QT延長• 腎障害• 低カリウム血症• 低血圧• パーキンソン病• 栄養不良状態を伴う身体的疲弊• 脱水を伴う身体的疲弊• 心・血管疾患• 著明な徐脈• レビー小体型認知症• 脱水状態• 長期臥床• 不動状態 患者の属性に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、• 妊婦・産婦• 授乳婦• 幼児・小児• 高齢者 年齢や性別に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。 高齢者 65歳〜• 小児 0歳〜14歳• 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。 認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢 65歳〜• 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。 高齢者 65歳〜 スルピリド錠50mg「サワイ」の注意が必要な飲み合わせ 薬剤名 影響 QTを延長する薬剤 QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 イミプラミン QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 ピモジド QT延長・心室性不整脈等の重篤な副作用 ジギタリス剤 ジギタリス剤飽和時の指標となる悪心・嘔吐・食欲不振症状を不顕性化 ジゴキシン ジギタリス剤飽和時の指標となる悪心・嘔吐・食欲不振症状を不顕性化 ジギトキシン ジギタリス剤飽和時の指標となる悪心・嘔吐・食欲不振症状を不顕性化 ベンザミド系薬剤 内分泌機能異常、錐体外路症状 メトクロプラミド 内分泌機能異常、錐体外路症状 チアプリド 内分泌機能異常、錐体外路症状 フェノチアジン系薬剤 内分泌機能異常、錐体外路症状 クロルプロマジン 内分泌機能異常、錐体外路症状 ブチロフェノン系製剤 内分泌機能異常、錐体外路症状 ハロペリドール 内分泌機能異常、錐体外路症状 中枢抑制剤 相互に中枢神経抑制作用を増強 バルビツール酸誘導体 相互に中枢神経抑制作用を増強 麻酔剤 相互に中枢神経抑制作用を増強 エタノール摂取 相互に中枢神経抑制作用を増強 ドパミン作動薬 相互に作用を減弱 レボドパ 相互に作用を減弱 飲食物との組み合わせ注意• アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>.

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スルピリド錠50mg「アメル」

スルピリド 50mg

人により副作用の発生傾向は異なります。 記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。 〈胃・十二指腸潰瘍〉スルピリドとして、通常成人1日150mgを3回に分割経口投与する• なお症状により適宜増減する• 〈統合失調症〉スルピリドとして、通常成人1日300~600mgを分割経口投与する• なお年齢、症状により適宜増減するが、1日1200mgまで増量することができる• 〈うつ病・うつ状態〉スルピリドとして、通常成人1日150~300mgを分割経口投与する• なお年齢、症状により適宜増減するが、1日600mgまで増量することができる ドグマチール錠50mgの使用上の注意 病気や症状に応じた注意喚起• 以下の病気・症状がみられる方は、• 褐色細胞腫• 過敏症• プロラクチノーマ• プロラクチン分泌性下垂体腫瘍• QT延長• 腎機能障害• 脱水状態• 低カリウム血症• 低血圧• パーキンソン病• 栄養不良状態を伴う身体的疲弊• 脱水を伴う身体的疲弊• 心・血管疾患• 長期臥床• 著明な徐脈• レビー小体型認知症• 不動状態 患者の属性に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、• 妊婦・産婦• 高齢者• 授乳婦• 新生児 低出生体重児を含む• 幼児・小児 年齢や性別に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。 高齢者 65歳〜• 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。 認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢 65歳〜• 小児等 0歳〜14歳• 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。 高齢者 65歳〜 ドグマチール錠50mgの注意が必要な飲み合わせ.

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