バーナード 嬢 曰く 5 巻。 バーナード嬢曰く。 5巻 キックさんの感想

バーナード嬢曰く。

バーナード 嬢 曰く 5 巻

全部じゃない、一部です(創元SF文庫の姿も見えていませんね) しかしSFというと、• 大好物でSFトークしたいけどファンが近くにいない!• 興味はあるけれどSFマニアが幅を利かせてなんか近づきたくない• そもそもSFなんて流行ってないし面白いの? なんて方も多いかと思います。 実際、本が好きでも、 SFが好きでSF作品のトーク出来る人なんて周囲にあんまり(全然)いない! ということも多いです。 なぜか SFってマニアックに聞こえちゃうんですよね。 でもでも、そんな SF好きやSF作品に興味を持っている人におススメしたい漫画が 『バーナード嬢曰く』 です。 今回の記事では、その神林しおりとともに読書好きであるライターの私が、 作品で紹介されているSF小説の中から厳選して名作SFをご紹介します。 そうそう、確かにこの作品はそこが面白いんだよ!• SFをこんな風に紹介してくれて嬉しいぞー!• なんか面白そう、ちょっと読んでみようかな! なんて思っていただけると嬉しいです! 特に、SFというとマニアックな感じがしていまいち肩身が狭かったと感じていたSFファンは、こんな風に漫画で語られて嬉しい! と思えると思います。 主人公の 町田さわ子は、 本を読まずに読書通ぶりたいというものぐさ者で、読書通ぶりたいがため図書室に通うような高校生の女の子です。 そんなさわ子がその図書室で、読書仲間達と古今東西の様々な本について語ったり、薦めあったり、読んだ気になったりしていく作品で、 読書好きなら一度は目を通しておきたい一作です! 2、大のSFマニア神林しおりの紹介。 SFを紹介するのに彼女抜きでは語れない! 『バーナード嬢曰く』には四人のキャラクターが登場しますが、記事タイトルにもある通り、ここではその中の一人、 神林しおりをご紹介します! 神林しおりは主人公の町田さわ子と同じ学校に通う女の子で、 黒髪ストレートロングという外見は文学少女というのにぴったりです。 こんな感じに!SFとは?って、SF好きの間での長きにわたるテーマです 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 と、 吠える。 これだけでもう、SF好きからしたら神林しおりがどれくらSFが好きなのか、なんとなくわかるというものです。 本に、読書に、SFに本気でぶつかるからこそ出てくる、熱く勢いのある言葉や行動に、 本好き・SF好きの心も動かされちゃいます! 3、名作SF小説7冊を神林しおりの言葉とともに熱くおすすめ! それではさっそく神林しおりとともに、おすすめのSF小説を厳選して7作、ご紹介します。 SF好きで紹介作品を既読の方は・・・ 「そうだよね」とか「いやいや自分はこう思う!」• SF好きだけど紹介作品を未読の方は・・・ 「名前は知っていたけれど、そうなんだ? 今度読もう!」• そもそもSFにあまり馴染みのない方は・・・ 「ちょっと面白そう、読んでみようかな!」 なんて思っていただけると嬉しいです! SFの定義は色々な方が色々と述べていますが、ここでは複雑なことは考えず、 「SFと分類されている作品」から皆さんにおススメしたい面白い作品を紹介するよ! と思っていただければ大丈夫です! 3-1 『ハローサマー、グッドバイ』:面白くて読みやすくてかつ読んだら読書家ぶれる、SF史に誇る青春恋愛小説 著者 マイクル・コーニイ 出版社 河出書房 SFジャンル 少年少女の青春恋愛SF おすすめポイント 面白くて読みやすくて、かつ読んだら読書家ぶれる• ハローサマー・グッドバイってどんな作品? マイクル・コーニイによって描かれ、 「SF史上屈指の青春恋愛小説」と、謳われています。 ヌルくはない! 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 元々は サンリオSF文庫で刊行されていましたが、サンリオSF文庫が終刊となり、幻の名作と言われていたものが 河出文庫より出版されてまた日の目を見るようになりました。 物語は、夏の休暇で港町パラークシを訪れた 主人公の少年・ドローヴと、宿屋の少女・ ブラウンアイズを中心に繰り広げられる、ひと夏の青春モノ、というのが大筋となります。 ですがそれだけではなく、少年少女達の目から見た大人達の世界、自分達ではどうすることも出来ない戦争という強大な力に対する無力感など、その年齢ならではの思いが描かれています。 さらに 甘い恋愛だけでは終わらない終盤のサスペンス的な展開もありと、一冊で幾つもの味を美味しく楽しめる一作です!• 作品を読む上でのポイント この作品は神林しおりも言っている通り、 面白くて読みやすくて読んだら読書家ぶれる作品です。 さわ子の読書スタイルが良くわかるセリフである 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 SFといいながらも、SFっぽいのは異星を舞台にしている部分だけで、展開は 主人公の少年・ドローヴとブラウンアイズを中心とした恋愛物だから、 SF初心者でも比較的読みやすいです。 またSF要素もハードなものではありません。 例えば異星の生態系などは、• きらめく青い腕を広げて獲物を水中に引きずり込んで結晶化するアイス・デビル• 死体を食い尽くす鳥グルーム・ライダー• おとなしく、絹の毛皮を持つロリン こんな感じで SFというよりファンタジー的、難しい科学知識も物理知識も不要です しかし、単に恋愛小説で終わるわけではありません。 河出文庫版ではブラウンアイズが表紙で可愛らしく爽やかな感じが出ていますが、元々出版されていた サンリオSF文庫の表紙を見てみて下さい。 なんか、ものすごく重苦しい感じを受ける表紙がサンリオSF文庫版! 全然イメージが違って爽やかどころか、嵐が待ち受ける船出みたいで、 不安や重苦しさしか感じられません! 実際に、 物語もサンリオ版の表紙の雰囲気に相応しくどんどん重苦しくなっていき、爽やかさとはかけ離れていきます。 厳しい大人の世界、暴力、寒さ(この世界では寒さが敵)、理不尽さ、といったものがドローヴ達を襲います。 そして神林しおりが言うように 衝撃の終盤! 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用• え、そういうこと!?• で、そうしたらこの後はどうなるのよ?• え、え、ええっ!? と言ってしまいそうな急展開、ラストのどんでん返し、これは読んでみてこその面白さです! 爽やか(に見える)表紙と、爽やか(に聞こえる)タイトル、しかして中身は実は重いという本作品。 プランク・ダイヴってどんな作品? 1990年代から2010年代にかけてSFを語る際に避けて通れない作家が グレッグ・イーガンです。 当然、本作内でも神林しおりがイーガンを推しています。 そうなんです! 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 そう、本当にイーガンの作品は、難解で理解できない部分が非常に多いのは事実です! でも、面白くて 楽しめるんです! さらに圧巻なのは 神林しおりの仮説です。 「バーナード嬢曰く」 1巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 実は作者自体も良く分かっていないのではないかという大胆な仮説! でも、理解できなくて本当に楽しめるのかと不安な方は、 読んでみて分からない部分はすっ飛ばして読み終えたら解説を見ていただければ大丈夫。 そこで分かりやすく簡潔に各短編の内容を説明してくれているので、それを読めばわからなかったところも理解出来ます。 さあ、ここまでくればやることは一つ、そう、 イーガンを読んでみよう! ということです。 本書で紹介された「プランク・ダイヴ」は、短編集で一つ一つの作品がコンパクトなので、イーガンに入るには良いと思います。 トータル・リコール ディック短編傑作選 ってどんな作品? 映画化されヒットした• トータル・リコール• マイノリティ・リポート いずれも フィリップ・K・ディックの短編を原作として作られており、上述した2本の原作も含んだ ディックの短編傑作選で、「トータル・リコール」2012年に再映画化されたタイミングで初訳作品も含めた形で刊行されました。 ディックの作品は本当にそういう作品が多いです 作中で何が現実で何が現実ではないのか分からなくなっていくところであり、その 過程の描写が秀逸なため、読み手も、 「え、何が本当で何が現実なの?」 と思うようになり、読んでいた小説の中の話のはずなのに、 いつしか自分自身が生きている世界に対してすら疑問を覚えてしまうようになります。 多くの作品が映像化されているのも描写が優れて世界にどっぷりのめり込ませてくれること、加えて導き出されるラストがまた映画で収束させるのに向いているからです! 読む際は自分が映画の主人公となったつもりで読んでいくと、より一層、ディックの世界に没入することが出来ます。 きまぐれロボットってどんな作品? SF作品で最初に読んだと思うのは、 星新一さんの本です。 ちなみに初めて読んだ星さんの作品は 「エヌ氏の遊園地」でした。 そんな星さんが数多く書き上げたショート・ショートのうちの一冊です。 作品を読む上でのポイント 多くの方が小学生の頃、図書室や図書館で読んだことかと思います。 私もそうでした! そう、すっごい面白いのに印象に残りにくいんですよね! 「バーナード嬢曰く」 2巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 そして神林しおりが言うように、 キャラクターが描かれていない=人間が描かれていない、というわけではありません。 エヌ氏やエフ氏といったように特定の人物をさしていないのは、即ち、 誰しもあてはまるということです。 そう、私も、記事を読んでいるあなたもです。 星さんのショート・ショートは ブラックユーモアに満ち溢れ、人間の愚かな思考や行動、欲望といったものが短い物語の中に凝縮されています。 人間ってどうしようもないなぁと思わせられながら、実は内心でドキッとさせられる。 特定の名前や個性といったキャラクターが色付けされていれば、それはそのキャラクターの愚かさで終わります。 しかし人を記号化することによって人間全体のことを指し示していると思わせてくれる。 子供の頃はそんなことを考えませんでしたが、 歳を重ねると違う味わいで読むことが出来るのが魅力でもあります。 とにかく説明したくなるのがファンってもの! 「バーナード嬢曰く」 2巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 プール、体育施設から銀行、小学校まで備えた40階建ての高層マンションに住む知的専門職の人達の歯車が徐々に狂い、異常な状況に陥っていく様を描いた、 狂気と恐怖がじっとり滲み出てくるのが感じられる一作です。 なお、作中では神林しおりが「ハイ・ライズ」はあんまり売っていないと言っていますが、映画化にあわせて2016年に再度発刊されましたので、手に入ります!• 作品を読む上でのポイント バラードの描くSF世界は 破滅的であり、どこか 狂っていながら、その中に 美しさと疾走感をあわせもった独特なものです。 読むと、 「まさにバラード!」と思ってしまうような世界観で、その世界をこそ楽しむことがポイント。 本作でも、至れり尽くせりの高層マンションに住む ハイソな住人達が次第に狂っていく様がひたすらに描かれていきます。 面白いのが、 秩序をもって狂気の世界に変わっていくというところです。 周囲の人たちが少しずつ狂い出すと、その狂った観念こそが普通になっていく。 だから、誰もが荒廃していくマンションから出て行かないし、むしろ出たくないと思います。 低層階、中層階、上層階とランク分けされて派閥を作って抗争し、連帯意識が出来るところは 社会の縮図でもあります。 だからこそ抜け出すことのできない登場人物達の姿は明らかに異常なのに、なぜか読んでいる方も思わず納得させられます。 爽やかな口調ですが、言っている内容はエグイ! 「バーナード嬢曰く」 2巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 神林しおりの言葉を聞くだけだと、なんだかグロくてエグいばかりに聞こえますが、 どこかコミカルにも読めます。 原始化して人間性が失われていくのに、なぜか生命力を放っていく住人達の姿を読むと、 神林しおりの言葉にも頷いてしまうというものです。 犬は勘定に入れませんってどんな作品? 作中では犬と猫の表紙の文庫本が紹介されていますが、私が所有しているのはハードカバー版です。 可愛くはないですね、すみません。 二段組で500頁以上!コニー・ウィリスの作品は全般に長い コニー・ウィリスといえば タイムトラベルものの作品を数多く書いており、本作もそんなタイムトラベルものの中の一作です。 主人公のヘンリーはオックスフォード大学史学部の学生、といっても2057年の世界での、です。 ヴィクトリア朝花瓶「鳥株」を探すため1940年にタイムトラベルしていたヘンリーが、ひょんなことから本当のヴィクトリア朝時代に行って歴史の流れの中で四苦八苦する作品です。 作品を読む上でのポイント コニー・ウィリスの作品は ユーモアに溢れています。 SFというと小難しく感じる人も多いかと思いますが、登場人物達のコミカルでユーモアに溢れた言動は、読んでいてにやりとさせてくれます。 「バーナード嬢曰く」 3巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 またタイムトラベルものですから、過去と未来を行き来し、その中で歴史の流れをいかにして正しく導くかが主として描かれます。 タイムトラベルといえばおなじみのタイムパラドクスを絡め、 SFとして、冒険ものとして、ミステリーとしてと、SFになじみが薄い方でも問題なく楽しめることができます。 更に! ちなみにさわ子は「後で読む」といって読まない 「バーナード嬢曰く」 3巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 神林しおりが説明の通り、本作は 「ボートの3人男」という イギリスのユーモア小説を下敷きにしていますので、こちらを先に読んでおくことをおススメします! 別の作品との関連がある作品はまた違う角度で楽しむことが出来ますし、そういうことも教えてくれます。 すばらしい新世界ってどんな作品? オルダス・ハクスリーによる、いわゆる ディストピアものです。 もともと 1932年に発表された古典的名作ですが、2017年に新訳版としても発刊されました。 いくつかの出版社から出ています 「バーナード嬢曰く」 4巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 人間は受精卵の段階から選別され、5つの階級に分けられて徹底的に管理・区別されています。 世界では争いは起こらず、平和で、清潔で、文明的な生活が営まれ全ての人々は幸福を味わっています。 しかし、本当にそんな世界が幸福なのか? 主人公バーナードは、管理社会から離れて生活している 「野蛮人」のジョンと出会ったことで世界に疑問を抱いていきます。 1932年に書かれたとは思えないほど、 今読んでも色あせない作品です!• 作品を読む上でのポイント 神林しおりが言うように、まず 表紙が秀逸です。 「バーナード嬢曰く」 4巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 白というのは決して暗いイメージを連想させるものではありません。 ディストピアというからにはどちらかといえば黒を思わせるのに、表紙は真っ白。 明るい未来=ユートピアを思わせながら、タイトルと著者名以外には何も記されておらず、その未来には実は何もないのだということを想起させてくれます。 冷たく、乾いた、「すばらしい新世界」らしいデザインです。 管理された社会は明るく、人々はみな楽しみ、満足した生活を送っています。 低層階級の人達もです。 でもそれは、生まれた時からそういう階級なのだと意識づけされているから。 下の階級の人は、上の階級に生まれなくて良かった、今の下位にいることが幸福だと植え付けられています。 その人にとって何が幸福なのかは、 生まれた時からコントロールされているのです。 自分ならどちらを選ぶだろうかと自問自答してしまう・・・ 「バーナード嬢曰く」 4巻 施川ユウキ/一迅社より 引用 幸福だけど自由のない社会。 幸福は全て与えられるものであり、自分で決定することは何一つない管理世界。 そんな社会を脱する、 不幸になる自由を欲するという 野蛮人のジョンのセリフは、なんだか現代にこそ響く気がします。 SF史上屈指の恋愛小説• ガチガチのハードSF• 日本人におなじみのショート・ショートSF など、同じSFの中でもジャンルが異なってバラエティに富んでいると思います。 そして、 「確かに神林しおりの言う通りだ!」とか、 「面白そうだから読んでみたくなった!」とか思っていただけたら嬉しいです。 今回は7作品に絞りましたが、作品内にはもっとたくさんのSF小説が紹介されていて、他の作品は泣く泣く削っています。 作中には出ていない、レムやコードウェイナー・スミスなんかも紹介したかったですが、そこも致し方ありませんでした。 『バーナード嬢曰く』の中では他にどんな作品がどう紹介されているのか? 興味を持たれた方は是非、読んでみて下さい。 本好きも、本を好きになりたい人も、絶対に楽しめる内容になっています! なお、 紹介した順番は順位ではなく作品内の登場順です、と言って終わりにするマンガタリライター神門でした!.

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バーナード嬢曰く。: 4

バーナード 嬢 曰く 5 巻

バーナード嬢曰く。 ジャンル 、 漫画 作者 出版社 掲載誌 レーベル 発表号 2月号 - 2月号 (電撃コミック ジャパン) 2013年5月号・1月号 - (月刊ComicREX) 巻数 既刊5巻(2020年4月28日現在) アニメ 原作 施川ユウキ 監督 ひらさわひさよし 脚本 キャラクターデザイン なつのはむと(原案) ゴンタ 音楽 株式会社幻影 アニメーション制作 製作 ド嬢図書委員会 放送局 ほか 放送期間 10月 - 12月 話数 全12話 - プロジェクト ・ ポータル ・ 『 バーナード嬢曰く。 』(バーナードじょういわく)は、によるの作品。 デジタルコミック誌『』(、毎月25日配信)2012年2月号 (2011年12月22日配信)から2013年2月号 (2012年12月25日配信)まで連載していた。 その後、「コミックス発売記念特別読切」と称して『』()2013年5月号に掲載され、2014年1月号から連載が再開された。 略称は『 ド嬢』。 学校の図書室の常連だが本を読まずに読んだ気になって語りたいグータラ読書家 町田さわ子が、読書が好きな 遠藤や 神林しおり、図書委員の 長谷川スミカたちと古今東西あらゆる名著や名作家、読書スタイルや「読書家あるある」について語る「名著礼賛ギャグ」。 初期は「名言」が題材だったが、途中からにテーマが書籍や読書に関することに変化している。 2016年10月から短編アニメとしてテレビ放送。 これを記念して『』()2016年12月号に特別編が掲載された。 登場人物 [ ] 町田 さわ子(まちだ さわこ) 声 - 主人公の女子。 学校の図書室の常連。 ろくに本を読まないにもかかわらず、「人から読書家と思われたい」という欲求だけがやたらに強く、珍妙な「読書家ぶり方」を考え出しては遠藤や神林に呆れられる。 初期には「字ばっかの本つまんねー」と吐露するなど、読書自体に関心がない様子だったが、神林達との付き合いが深まってからは彼女達の薦める本を次々に読むようになり、相応の読書家になっている。 それに伴って作品自体も、さわ子の「読書家ごっこ」の滑稽さより、読書をめぐる彼女の突飛で天衣無縫なセンスの可笑しさを描くように、笑いの内容が移り変わっていった。 にひっかけて自分のことを「バーナード嬢」と呼ぶように提案したことがあり、本作のタイトルはそれに由来する(が、遠藤の知る限り実際にそのあだ名で呼ばれたことはないらしい)。 初期の愛読書は『使ってみたい世界の名言集』。 髪型のモデルはの長門有希。 遠藤(えんどう) 声 - 図書室に通う男子。 さわ子と違って本当の読書家だが、ややシニカルで考え詰める性格で、ひと昔前に流行した本を古本で読むのが好きという風変わりな読書スタイルを持つ。 さわ子が提案した「バーナード嬢」というあだ名を略して「ド嬢」と呼んでいるが、それは作品初期の「語り」の中だけで、実際にさわ子をそう呼んだことは無い。 よくさわ子に絡むため、スミカからはさわ子のストーカーだと思われている。 初期にはさわ子の観察者として物語の語り手に近い位置にいたが、中盤以降は登場しない回も増えてくる。 神林 しおり(かんばやし しおり) 声 - 図書室に通う読書家の女子。 SFマニア。 SFについて語り始めると止まらなくなったり、同じ作品でも翻訳や装幀が変わると買い直したりなど、典型的なマニアタイプの本好き。 そのため、さわ子の不真面目な読書スタイルに本気で激昂することもあるが、おススメの本を貸すなど基本的には読書仲間の友人である。 中盤以降は遠藤よりも彼女の方がクローズアップされ、不器用な神林と天衣無縫なさわ子の心の交流が話の主軸の一つになっていく。 長谷川 スミカ(はせがわ スミカ) 声 - 図書委員の女子。 遠藤に恋心を抱いている。 小学生のころからの約10年間を続けており、について語ると熱くなる。 受賞 [ ]• 第18回短編賞(2014年) 作中で紹介されている主な作品・人物 [ ]• - しおりが好きなSF作家。 著作には難解な論文のようなくだりが多いが、みんな結構よく分からないまま読んでる、などと語られる。 - しおりが度々名を挙げるSF作家。 - しおりが度々名を挙げるSF作家。 - 単行本2巻の表紙に使用されている。 『』(著) - しおりがベスト1に挙げるSF小説。 『ハローサマー、グッバイ』(著) - 原作5話でしおりがさわ子にすすめるが、長い間続編の翻訳版が出ていないと書かれた。 その後続編『パラークシの記憶』が出版されたことが反映され、13話でそのことをしおりが紹介する。 『』 - 原作5話でしおりがさわ子に貸すが、翻訳がイマイチと語られる。 その後されたことで新訳版が出版され、13話でそのことをしおりが紹介する。 『』(著) - 複数話登場。 原作25話でしおりが熱く語るが、作者はしおりのセリフと同じような内容の水嶋ヒロに対する思い入れを、同話の後書きに書いている。 「シャーロック・ホームズシリーズ」(著) - スミカが好きなシリーズ。 『SFが読みたい! 施川ユウキ 『バーナード嬢曰く。 』 一迅社〈REXコミックス〉、既刊5巻(2020年4月28日現在)• 2013年4月19日発売、• 2015年7月27日発売、• 2016年10月27日発売、• 2018年7月27日発売、• 2020年4月28日発売、 テレビアニメ [ ] 2016年10月から12月まで5分枠の短編アニメで放送。 放送前週には担当声優が出演する実写宣伝番組を放送。 スタッフ [ ]• 原作 - (「」連載)• 総監督 -• シリーズディレクター - 橘さおり• アニメーションキャラクター原案 - なつのはむと• アニメーションキャラクターデザイン - ゴンタ• シナリオ -• 音楽 - 堀田星司• 音楽製作 - 株式会社幻影• 音楽プロデューサー - 石谷光章• 音響監督 -• 制作プロダクション -• アニメーション制作 -• 音響制作 -• 製作 - ド嬢図書委員会 主題歌 [ ] 「らぶ!ライブラリー」 作詞・作曲はかませ虎、編曲はHiZuMi、歌は少女フラクタル。 それぞれ放送済み全12話の他、未放送話1話を追加収録。 ラジオ [ ] 『 C. United feat. 』のタイトルで2016年10月7日から12月30日まで毎週金曜日 23:30 - 24:00に『』枠で放送された。 出演は、ひらさわひさよし(アニメ監督)と(遠藤 役)と(『奇異太郎少年の妖怪絵日記』雪娘 役)。 脚注 [ ]• - 2011年12月23日掲載• 同号をもって同誌は休刊した。 1巻作者前書きより。 「当初、名言漫画だったはずが、いつの間にか浅い読書漫画に転向していた」(単行本1巻カバー裏作者コメントより)• - コミックナタリー 2016年10月25日掲載• これは、本作の当初のコンセプトが名言漫画であったことが関係していると思われる。 twitter. 一迅社WEB• TVアニメ「バーナード嬢曰く。 」公式ウェブサイト. 2016年8月26日閲覧。 テレビ放送対象地域の出典:• 2009年10月9日. 2018年10月24日閲覧。 告示第六百六十号. 1988年10月1日. 2018年10月24日閲覧。 2018年10月24日閲覧。 アニたまどっとコム 外部リンク [ ]• 一迅社WEB•

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バーナード嬢曰く。 5巻 キックさんの感想

バーナード 嬢 曰く 5 巻

だいたいのあらすじ いかに本を読まずして読書家っぽい雰囲気を出せるかに命をかけている、 バーナード嬢こと 町田さわこ、SFを語り出したら止まらない文学少女 神林、流行本をブームが去ったあとに読むのが好きというシニカルな 遠藤、真面目な図書委員の 長谷川が図書館の隅っこで本について語り合う。 だいたいそんな感じ。 大抵はお互いの本に対する価値観について話したり、本好きあるあるだったり、 神林がSFについて吠えたり、町田さわこが適当なことを言うので神林が 殴ったりとそんな漫画です。 何せ登場人物が本についてしか語っていないので、本好きしか楽しめないのかと言われると ぜーんぜんそんなことはなかったです。 題材もSF、とにかく難しそうな本、絵本や KAGEROUまで様々で、そのほとんどが読んだことのない本ばかりでしたが全くの無問題。 中学生以来 本を読むという文化を失ってしまった自分でも、読んでいておおいに面白かったです。 というか、主人公が読んだこともない本について熱く語る漫画ですし。 というかこの漫画の面白いところは本についての雑学とかではなく、話の中でキャラクター達の本好きとしての哲学が垣間見えるところだと思う。 とにかく町田さわこも神林も言うことが鋭い。 理屈っぽい人間の洞察というものはときに物凄い説得力があって、思いもしなかった斬新な発想もあれば、当たり前すぎて考えもしなかったことを改めて言葉にされてハッとするときもある。 本は 読みたいと思ったときに読まなくてはならない その機会を逃がし「いつか読むリスト」に加えられた本は 時間をかけて「読まなくてもいいかもリスト」に移り やがて忘れてしまうのだ これとかあるあるすぎてね・・・。 本に限らず全てのものに対して言えると思う。 アマゾンの欲しいものリストとか、入れた瞬間に 「欲しいっちゃあ欲しいけど」リストになるしな・・・。 この漫画のあるあるは本好きじゃなくても「ありそー」と思ってしまう。 その趣味に対する姿勢に共感するものがあるんだよな。 町田さわこが大好きなさまぁ~ずの本について一生懸命語ってるときの、神林のこのセリフとかほんとそう思う。 目をキラキラさせながら純粋な気持ちで語られるときって、やっぱり聞いててもその嬉しさが伝わってくるからなんか楽しいし、もっとその話を続けたくなる。 逆に こんなマイナーな知識知ってる自分異端?アピールむんむんの話とかは早めに話題そらしたくなるし、頼むからツイッターとかでやってくれ~と思う。 神林はよくこの手のオタク喋りをやって周りを引かせてしまうのだが、とても他人事とは思えない部分があってなかなか目を逸らせない。 あと周りの目を意識してしまい「ドグラマグラ」を読むのを躊躇する町田さわこに神林がキレるシーンとかも大好き。 神林は言うことに 説得力もあるし、なにより 疾走感もあるので、ガーっと言い終わった後に 「うーん、確かにそうだよなぁ」と思わせてしまうような圧がある。 一度始まってしまったら体力尽きるまでまくし立てる神林の喋りって、本当に自分が好きな物に対してじゃないとできないんだよね。 自分の中で確固たる世界観が出来上がっている証だから。 『バーナード嬢曰く。 』での町田さわこの純粋に好きなものを好きという気持ちや、神林の自分の分野に関しては絶対に譲らないところとか、本という枠を超えて、自分の好きな物に対する姿勢についてとても考えさせられました。 趣味とどう向き合うかって自分の中で割と大きいテーマなんですよね。 オタクと言わずとも、熱中している趣味を持っている人なら何か感じさせるものがあると思います。 あと絵はあまり上手でないです。 本編も全て表紙に書いてある通りの画風です。 手なんて お弁当に入ってる緑のギザギザみたいな描かれ方してることとかしょっちゅうだし。 でもあえて崩してると思うんだよね。 あえて崩すことによってステレオタイプの表情じゃなくて、その時しかできない表情を描いているのだと思う(思いたい)。 この神林の表情とか一見崩れてるけどなんとか取り繕って冷静を装おうとしているけど見るからにドギマギして焦っている様子がよくわかると思いませんか! そしてこれは・・・誰が何と言おうと言わせてもらいますが・・・この漫画は・・・ この『バーナード嬢曰く。 』は・・・・・・ 紛うことなき百合漫画です! もしこの『バーナード嬢曰く。 』が百合漫画でないというのなら、ただ暇な学生が図書館でたむろするだけの漫画だと言うのなら・・・! 手紙に書いてしまった 好きの言葉に過剰に反応して、 どちらかといえば好ましく思うに一生懸命書き替えるシーンなんて不要! 秋の夕暮れに、BGMが止まってしまうような下校中の1シーンだって、 物憂げな表情の少女の手を取るシーンだって不要なはずじゃないか! 本のうんちくもあるあるも一回も出ず、町田さわこと神林がまじな喧嘩をするだけの回なんて必要ないじゃないか! 百合じゃん。 とんだ百合漫画ですよこれは。 他にも本の栞のことだとわかっていても、 しおりを考えるのが好きと言われて落ち着かなくなったりとか、急に電話がかかってきて 照れてしまうとことか言い出したらキリがないくらい証拠はあります。 一瞬にして漫画のジャンルを変えてくるからね。 こうやって思わぬところから急に百合が出てくると、身構えてなかった がら空きのボディーにすごい入ってくるからまるで むちゃくちゃよく効く。 もはや暗殺。 でも1巻では全然百合の波動は感じないんだよね。 2巻から 急にくる。 この一般の漫画に百合を隠す感じ、 隠れキリシタンかよと思ってしまったわ。 もしかしたら施川ユウキ先生は元々百合が描きたかったけど編集部に許されなかったから、全然関係ない漫画を描くと思わせてじつはこっそり百合を描いているのでは? 何はともあれ自分はこれからもこの漫画を百合として読んでいきます。 遠藤君は全然嫌いじゃないし、むしろ 割と好感を覚える方だけど、あんまり二人の間をうろちょろされると困るので 適当に長谷川さんとくっついてください。 あと多分放送前に言われ尽されてると思うけど、原作読んで改めてアニメのキービジュアル見ると 「誰?」ってなるよね。 「としょぶ!」とかいうタイトルで キララ系列で連載されてそう。 というわけで『バーナード嬢曰く。 』でした。 いやーまさかこんなところに百合があるとは。 棚から百合の気分です。 上でも言いましたがこれからも百合漫画としてこの『バーナード嬢曰く。 』を読んでいこうと思います。 ちゃんと百合漫画の棚にもしまいます。 最後まで読んでいただきありがとうございました! 東京在住の百合好きなキツネ。 百合で昂った心を鎮めるために記事を書く。 関連する記事• 2019. Related posts: 三角関係の良さは修羅場抜きじゃ語れないでしょ【透明[…]• 2017. 02 ゆるゆり生きとったんかワレ! ちょっと待って、何か月ぶり? このブログはできて1年ちょいくらいだけどゆるゆりの記事は書いたことないから少[…]• 2016. 01 料理で縮める二人の距離 柊ゆたか先生の『新米姉妹のふたりごはん』の2巻です。 電撃コミックスNEXTで現在2巻まで発売中。 巻末には『やがて君になる』[…].

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